英検一級を受けてきた Part3

1/21に英検1級を受験してきました。
今回はPart3、振り返り(身勝手な所感)編です。


・準備編(装備)
備えあれば憂いなし。おススメ装備品についてまとめます。
私は今回、マークシート塗る用の先の丸い鉛筆1本、英作文用の尖った鉛筆2本
何かあったときのための鉛筆削り、よく消える消しゴム(MONO)
焦らないために少し時間を早めておいた時計を準備しました。
尖った鉛筆は文字は書きやすいのですが、マークはしづらいので、マーク用は丸くて
塗る面積が多いのを準備してます。と言っても、使った後削ってないだけ。
試験のとき用の時計は、2分くらい早めにしてます。私はそのほうがなんとなく落ち着ける。
雨に濡れたとき用の替えの靴下は完全に敗着でした(Part1参照笑)。今度から持っていくことにします。
あとはお水。普段喉なんてほぼ渇かないのですが、緊張と乾燥で渇きます。
試験中は水分摂取できないですが、試験20分前まではとれるので、あったほうがよいかもしれません。

 

・準備編(気持ち1)
私は会場は早めに着いて安心したい派なので、余裕をもって到着しました。
そのおかげで、前の方のいい席もとれましたし(これについては結果オーライ)。
一組、小学生の受験生がいて、父親も付き添っていたのですが、
受験教室を間違えていたようで、移動のため直前までバタバタしてました。
私はそういうハプニングに強い方ではないので、少し気の毒でした。
というか、小学生が英検一級を受ける時代なのか・・・。

 

・準備編(気持ち2)
あとは、英検一級でもやっぱりヘンな奴います。
ブツブツ言ったり、時間外なのにトイレ行きたいとか言ったり。
同じ受験料を払っている以上、そういう方を排除することは運営以外はできないので、
「そういう場合もある」と最初から想定して、いちいちイライラしないことが重要だと思います。
トイレについては、私の知り合いが、「試験中に敢えてトイレに行ったほうが落ち着いて考えがまとめられる」とか、信じられないことを言ってたので笑、そういう人種もいるのだなと割り切れるようになりました。

 

・準備編(語彙1)
私は、中学高校時代、ほとんど単語学習をしたことがなく、語彙は長文で増やすべきだと思っていました。
(ただし、長文読むのがあまり好きじゃなかったので、結局語彙はあまり充実しなかった)
当時の単語学習って、本読むか細長い記憶カード作るかだと思うのですが、
自分は全然それが合いませんでした。字、書くの汚いし(笑)
ただ、3年前くらいにankiというアプリに出会って、本当にすべてが変わりました。
ゲーム感覚でやってるのにいつの間にか覚えてる。あまり勉強している感がないのに単語を覚えてて、とても画期的でした。
当時、ドラクエウォークをやってたのですが、それを辞め、その代わりにankiアプリにはまり、
単語を覚えるたびに、「テレレテッテッテー♪」とかレベルアップ音楽を自分の中で流しながら勉強してました(笑)
私がやった順番は、TOEIC金フレ→究極の英単語2→究極の英単語3→パス単英検一級→究極の英単語4(10500まで)
→出た単(単語はStage2、熟語はAまで) です。40歳の記憶力でも3年間コツコツやれば、ここまではなれますし、
語彙問題はコンスタントに20/25は取れるようになると思います。
教材は、出た単英検一級が本当におススメです。
ただ、いきなり始めるのは無茶なので、語彙数9000までは究極の英単語3→その後、パス単で私はやりました。
あと、パス単は前回の改訂でけっこうイマイチになっていますので、いまだったら、単熟語EXを選ぶかな。

 

・準備編(過去問)
なかなか確保するのが難しいと思いますが、過去問は、本番同様140分間ぶっ続けで解くべきです。
リーディングのあと、ヘロヘロの頭で解くリスニングは、なかなかの地獄です。
体力満タンで解くリスニングとは結果も違うはずです。
本番に近いヘロヘロ状態の実力を測り、折れない心で取り組む経験をした方がいいです。
あとは、解答用紙は本番と同じものを印刷して使っていました。
教材は下記ですが、英検のサイトにも直近3回分は無料で置いてあります。

 

・試験中編(気持ち1)
いちど試験が始まったら、あとは常にポジティブであるべきです。試験中にくよくよしても何もいいことはないです。
一問わかった        →いいねー、好調だねえ
わからない問題にぶつかった →みんな解けてないよ、こんな問題。でも落ち着いてもう一回よく読もう!
辞めて途中で帰りたい    →最後まで全力で!!
みたいな感じで、心が折れそうになったら、自分の中のポジティブマンと会話するべきです。
ペコパ松陰寺太勇でも松岡修造でもいいです。自分の中に準備しておきましょう(笑)
そして、最後の一秒までジタバタあがくべきだと思います。

 

・試験中編(気持ち2)
あとは、全部の問題ができなくてもよいと割り切っておく点も重要です。
私の場合、そもそもリスニングで満点をとる想定はしていません。
実際に過去問でも全問正解はできてないですし、初対戦では解けっこない問題はあるだろうと想定していました。
だから、「リスニングの途中で気を抜いてもいいんだ」というわけではなく、
分からなくても「切り替えて次がんばろ!」で、リセットして集中して解くようにしてました。

 

・試験中編(解く順番:一期一会作戦の是非)
今回想定外だったのが、英作文や長文でつまずいた際に、どうするかの選択肢が一つしかなかったこと。
私の性格上、いちど答えをマークするともうその問題に帰ってこれなくなりがちです。
また、いちど読んだ文章をやめて、リセットしてもう一度読むのはあまり効率的ではないと考えてました。
というわけで、これまで問題を飛ばしたりすることはほぼなく、一期一会の精神でパスすることなく解いてました。
(解く順番だけは、ライティング→語彙→長文と最初に予め決めていた。)
そして、その方針でも過去問では困らなかったのですが、
試験本番では、緊張も相まって、うまくいかないこともあることがわかりました。
TOEICなどでもそうですが、見込みなく泥沼化しそうだったら、思い切って飛ばしたほうがよいことに気づきました。

 

・試験後編(自己採点)
私は受けた試験の自己採点すぐにしたい派です。
提出した瞬間にもう点数は決まっているのだからジタバタしても仕方がない 
という仙人みたいなひともいるかもしれませんが、信じられません(笑)。
Part1でも書いたとおり、一ノ瀬安さん、ブラスト英語学院さんは非公式ですが、非常に確度が高いとおもいます。
一方で、Writingの自己採点は、どうするのがいいんですかね。
ChatGPTに打ち込んでみましたが、その時々・状況によって結構点数が変わったアウトプットになります。
(2024/1現在、ChatGPT3.5verをつかった場合)
そしてなにより、試験中に書いた答案、そんなに正確に覚えていない(笑)


以上になります。
あとは、私も結果を祈るばかりです。
そして、今後受験を考えている方にとって、少しでも役に立てる情報があれば、本望です。

(と言っても、次回からは新形式・・・)